【7年目保育士が選ぶ】人気のある粉ミルクランキング

みなさん、”粉ミルク”にはたくさんの種類があることをご存知ですか?
たくさんあるが故に「どれを選べば良いか分からない」と悩むお父さん・お母さんもいるのではないでしょうか。
産まれて間もない大切な我が子に与える”ミルク”。
だからこそ、「良いものを選びたい」「こだわりたい」と考えるのは当然のこと。
そんな悩めるお父さん・お母さんに、保育士の私が人気のある粉ミルクをランキングにして紹介していきます!

私の保育園では、家庭で飲んでいる粉ミルクを保育園に持ってきてもらっています。
今まで色んな粉ミルクを見てきましたが、色や調乳方法など全く違うのでそれぞれの特徴も一緒にご紹介していきますのでぜひ参考にしてみて下さいね♪

目次

赤ちゃんには”母乳”が必要?

A Little Baby eating mother’s milk.

・「母乳で育ててあげないと可哀想」
・「完全母乳で育てた方が良い」

周りからこんな言葉を言われて悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

「母乳が出ないなんて母親失格」なんて自分を責める必要は全くありません!
母乳で育った赤ちゃんも、粉ミルクで育った赤ちゃんもしっかり元気に育ちます。

母乳が良いと言われている理由は主に2つ。
1つは母乳には、『赤ちゃんにとって消化しやすい構造になっている為、消化不良によるアレルギー反応を起こす可能性が低くなる』と言うこと。
2つ目は、『母乳に免疫成分が多く含まれている為、丈夫に育ちやすい』と言うことです。
これだけを聞くと圧倒的に赤ちゃんには母乳が良いと思いがちですが、実はデメリットもあるんです。

・「どれぐらいの量を飲んだのか、赤ちゃん本人にしか分からない」
・「腹持ちが良くないので、こまめに授乳が必要」
・「人によってはビタミンやミネラル、鉄分が不足することがある」


粉ミルクは赤ちゃんが飲んだミルクの量を把握できるし、ビタミンやミネラル等の栄養もバランス良く考えて作られています。
もちろん、母乳で赤ちゃんを育てるのはとっても素晴らしいこと。
でも、粉ミルクだからと言って赤ちゃんが可哀想な訳ではないんです。
どちらも大切な赤ちゃんにとっての食事であり、水分補給にもなります。
それぞれの利点や欠点を踏まえて選ぶことが大切になってきます。

粉ミルクの人気ランキング

それでは、実際に人気のある粉ミルクはどれなのか…
お子様にぴったりな粉ミルクを見付ける参考にしてみて下さいね!

第5位 雪印 BeanStalk すこやか M1

ミルクを作る作業、意外と時間が掛かりますよね。
ミルクを作っている間、子どもがお腹を空かせて大泣き…なんてことありませんか?
泣いている姿を見るとつい、「早く作らなきゃ」と焦ってしまいがち。
挙げ句の果てに、ミルクを飲ませると哺乳瓶の底に溶けきっていないミルク。
味が薄くなっちゃうし、もったいないですよね。

でも、”すこやか”はミルクの溶けやすさがピカイチ!
お湯先入れタイプなので、5回ほど哺乳瓶を回しただけで完全に溶けきってくれます。
ミルクを作る時間がかなり短縮されるので、夜中の授乳にもおすすめです。

病院でもらってそのまま使い続けている家庭が多いようです。
母乳に近く栄養価が高いミルクである為、価格はちょっと高めです。
コスパが良いとは言えませんが、睡眠時間を少しでも長く確保したい方にはぜひ、使って欲しい粉ミルクです。

第4位 雪印 メグミルク ぴゅあ

上記で紹介した”すこやか”と同じ製造工場の”ぴゅあ”
こちらもお湯先入れタイプで、溶けやすさに優れているのでミルクを作る時間を短縮したい方におすすめ。
”ぴゅあ”は、飲み終わった後の哺乳瓶に少しざらつきを感じることが多々ありました。
哺乳瓶の底にミルクの溶け残りはないものの、”すこやか”に比べると少し溶けにくいかもしれません。

”ぴゅあ”の1番の魅力と言えば、『価格』。
お財布に優しく、コスパが良いのが人気の理由です。
最初は”すこやか”を使用していた家庭が、途中で”ぴゅあ”に変更することは珍しくありません。
子どもが産まれると、予想以上に出費が重なります。
そんな中でコスパが良いミルクはとても魅力的ですよね。

赤ちゃんにとって必要な栄養素はしっかり入っているものの、やはり母乳の再現度は上記の粉ミルクの方が優れています。

第3位 森永 はぐくみ

病院で使われている粉ミルクで、タンパク質のラクトフェリンや3種類のオリゴ糖が配合されています。
更に母乳に近い栄養素が入っているので、赤ちゃんに安心して飲ませることが出来るミルクですね。

上記で紹介した便利な”お湯先入タイプ”。
実は『すこやか』と『ぴゅあ』の2つだけなんです。
”はぐくみ”はお湯後入れタイプなので、上記2つに比べて溶けにくいことは間違いありません。
ですが、割と溶けやすいので比較的溶け残りは少ないと思います。

価格が少しお高めなのと、蓋が一体型ではないので毎回外す手間があるのがマイナス点です。

粉ミルクと言えば、缶で購入することがほとんどですよね。
お出かけ用にスティックタイプを持っている方も多いと思いますが、お家には必ず”ミルク缶”があるのではないしょうか。
缶ゴミはあまり出ないのにも関わらず、ミルク缶はサイズも大きいので保管にも場所をとってしまいがち。
ですが、この”はぐくみ”は、ゴミ処理や保管に便利な『エコらくパック』と言うものがあります。
使用後は小さく畳んでゴミ箱に入れるだけなのでとても助かりますね♪

第2位 明治 ほほえみ

「子どもが抱っこしていないと泣いてしまう」
「後追いがすごい」
そんな悩みを抱えたお父さん・お母さんにおすすめの粉ミルク、”ほほえみ”
赤ちゃんを抱っこした状態でも、片手で調乳出来るほど簡単にミルクが作れちゃうんです♪
開けやすい蓋に計量しやすいスプーンが付いています。

”ほほえみ”は大缶タイプだけではなく、計量いらずの『らくらくキューブ』そのまま飲める液体タイプの『らくらくミルク』があるので、それぞれの用途に合わせて変えられるのも便利ですね。

病院でも使われていて安心できるミルクですが、お値段は少し高めです。
又、粉が溶けにくく哺乳瓶の底にダマになりやすいのも難点。

私個人の意見ですが、パッケージの可愛さが魅力的!
たくさんの粉ミルクがありますが、”ほほえみ”のデザインが一際目立って見えるのは私だけでしょうか…

第1位 和光堂 レーベンスミルク はいはい

私の保育士経験の中で1番多かった粉ミルクが、”はいはい”
『大切な赤ちゃんの事を考えて母乳に近付けました』と言うフレーズに安心感がありますね。
そしてこのミルクの1番の魅力と言っても過言ではない”価格の安さ”
コスパが良く続けやすいのはとっても助かりますよね♪
栄養バランスも考えて作られているので、人気があるのも納得です。

溶けやすさも十分で、哺乳瓶を10回以上回す必要はありますが溶け残りは少ないです。
ミルクの溶けやすさを重視したい理由として、”泡立ち”が挙げられます。
粉を溶かす際に、哺乳瓶を何回も振ると泡がたくさん出てくること、ありますよね。
赤ちゃんが飲みにくいのはもちろん、飲ませている側もどこまで飲んだのか判断しにくくなってしまいます。
”はいはい”は泡立ちが少ないので、赤ちゃんも飲みやすくスムーズに授乳出来ちゃいます☆

おわりに

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粉ミルクの人気ランキング、いかがだったでしょうか?

上記では5種類の粉ミルクをご紹介しましたが、どれも”赤ちゃんの最適”を考えて作られています。
赤ちゃんに必要な栄養素がしっかり入っていて、お出掛けにも便利な粉ミルク。
母乳にこだわらずに”粉ミルク”をどんどん活用しちゃいましょう♪

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