「高級オムツが1番!」は間違い!?子どもに合ったオムツの選び方

子どもが毎日長時間身に付ける”オムツ”
みなさんは子ども達のオムツ選びはどんな事を重視していますか?
『値段』『評価』『絵柄』等重視する点は家庭それぞれ違いますよね。

・「肌荒れをしない様に1番高級なオムツを買った」
・「周りで使用している家庭が多い為、同じ物を選んだ」


この様な理由でオムツを選んでいる方も多いのではないでしょうか。
子どもは一人ひとり性格が違う様に、肌質や体格は全く異なります。
他の子が「すごくいい!」と言うオムツでも、自分の子には合わない…なんて事も実はあるんです。

毎日大切な子どもの肌に触れるものなので、適切な選択をする事が最も重要になってきます。
保育士を数年続けてきた中で、肌荒れやオムツ関係で悩む保護者は少なくありませんでした。
特に多い悩みは”オムツかぶれ”や”漏れ”
こまめにオムツ替えをすればコスパが悪い、そんな時間もない…
オムツ選びの選択を間違えてしまうと保護者にとっても子どもにとってもストレスになってしまいます。

そこで、7年間の保育士経験から学んだ『子どもに合ったオムツ選び』をご紹介していきます。
質感やデザイン、形等それぞれのオムツの特徴も記載していきますので、自分のお子様にぴったりなオムツを探してみて下さいね♪

目次

オムツのタイプ

オムツは形状の違いにより、『テープタイプ』『パンツタイプ』の2種類に分かれています。
なぜ、オムツは2種類の形に分けられているのかご存知ですか?
2種類のオムツ、それぞれの特徴と対象年齢を説明していきますね。

テープタイプは以下の特徴が挙げられます。

・寝かせた状態でオムツ替えをしやすいこと
・手足を動かさずに履かせる事が出来る
・パンツタイプよりも安価

これらの特徴から対象年齢は、新生児〜5ヶ月頃の赤ちゃんです。

次にパンツタイプの特徴です。

・動き回ってもオムツ替えがしやすい
・簡単に履かせられる
・サイズの調整が必要ない

こちらのオムツの対象年齢は、6ヶ月頃からトイレが出来る様になるまでです。

上記の対象年齢は、あくまで目安です。
子どもの成長には個人差がありますので、年齢と言うよりも寝返り前は『テープタイプ』、動く様になってきたら『パンツタイプ』と覚えておくといいかも知れませんね。

オムツのメーカー

オムツにはたくさんのブランドがあり、迷ってしまいますよね。
「どんなものを選んだらいいか分からない」と言うみなさまの為に、オムツのメーカーの特徴について説明していきます☆

①パンパース(Pampers)

敏感肌の赤ちゃんにはぴったり『パンパース』
吸収性に優れていて、柔らかい質感。通気性が良いので”おむつかぶれ”の心配がありません。
手洗いや消毒で手が荒れがちな保育士にとって、オムツの繊維は敵です。
しかし、パンパースはそれを全く感じさせない…それほど肌への負担を減らしたオムツだと言う事が分かりますね。

1つ難点を挙げるとすれば、”価格”
他のメーカーのオムツに比べると高価である事は確かで、コスパ重視の方にはおすすめしません。

又、”オムツ漏れ”に重点を置いている事もありオムツ自体がスリムに感じます。
伸縮性はあるものの、子どものお腹周りや足にぴったり合う様に作られているのだと思います。
上記の特徴から、『パンパース』がおすすめなお子様の特徴は以下の通りです。

・敏感肌である
・”オムツかぶれ”に悩んでいる
・全体的に小柄である
・下半身がほっそりしている


有名で評価も高く、安心感を感じる『パンパース』。
体型が合わないと漏れやすくなってしまう事もある様なので、特徴をしっかり頭に入れて選択して下さいね。

②メリーズ(Merries)

パンパースと同じくらい人気のある『メリーズ』
こちらのオムツも通気性が良く”オムツかぶれ”の心配がなく、柔らかい質感であり敏感肌のお子様にはぴったりです。
価格も比較的高価ではありますが、それでも人気がある点から安心して使用出来るオムツであることが分かりますね。

そしてメリーズの1番の特徴は、オムツが濡れていてもサラッとした触り心地で湿り気を全く感じさせないことです。
ほとんどのオムツは、濡れていると表面からでも湿り気を感じます。
どんなにオムツがパンパンでも湿り気を全く感じさせず、通気性を保てるのが”メリーズ”の大きなメリット。

細長いスリムな形のオムツのパンパースに比べ、メリーズは逆に丸い形をしています。

・敏感肌である
・通気性良く保ちたい
・全体的にぽっちゃりしている
・お腹周りは細いけど足はむちむちしている

上記に当てはまるお子様は”メリーズ”を是非お試しください☆

③nepia Genki!

みんな大好き”アンパンマン”が描かれたオムツです。
イヤイヤ期で「オムツを履きたがらない…」なんて時の救世主
オムツの柄なんてなんでもいいと思いがちですが、子ども達にとってはモチベーションが違います。
思っているよりもアンパンマンの力はすごいです。保育者も頭が下がります(笑)

子ども達が喜びそうな”Genki”のオムツ。
実は通気性や質感は他のオムツに比べてかなり下がってしまいます。
ズボンの摩擦でオムツの繊維が引っかかり、長時間付けていると毛玉が付いて見た目はボロボロに。
尿がある程度出ると、表面からでも湿っている事が分かる程通気性にも欠けています。

価格はお財布に優しく、コスパが良いです。
オムツ自体が小さい為、1回のおしっこの量が多いお子様には漏れてしまう可能性もあります。
通気性の事も考えて、こまめにオムツ交換をすることをおすすめします。

・敏感肌ではない
・お子様がオムツを履くことを嫌がる
・尿の感覚が遠く、1回の量が少ない
・小柄である


トイレトレーニングをしているお子様のモチベーションにもなりそうなオムツですね♪

④マミーポコ(Mamy Poko)

保育士を続けてきた中で、1番使っている家庭が多かったのが”マミーポコ”です。
上記で紹介した”Genki!”同様、人気キャラクターが描かれています。
そのキャラクターが”ドラえもん”になります。

ドラえもんによって子ども達からの人気は抜群!でもそれだけではありません。
実は、”マミーポコ”は保護者からの人気も高いんです。
”マミーポコ”の魅力はオムツの絵柄の他に、価格も挙げられます。
圧倒的なコスパの良さが保護者からの人気を集めているんですね。

でも、オムツの素材がイマイチで通気性も良いとは言えません。
敏感肌のお子様には”オムツかぶれ”の可能性が出てきます。
肌荒れのことを考えると、こまめにオムツ交換をすることをおすすめします。

オムツが濡れると表面から湿り気は感じるものの、”漏れ”の心配はありません。
オムツ自体が大きめな作りになっているので、おしっこの量が多いお子様にも安心ですね!

・敏感肌ではない
・お子様がオムツを履くことを嫌がる
・尿の感覚が短く、1回の量が多い
・全体的にぽっちゃりしている

⑤グーン(GooN)

パンパースやメリーズに比べると質感は落ちてしまいますが、肌への負担は少ないです。
肌荒れの心配はほとんどなく、安価でコスパが良いのでお父さん・お母さんも安心ですね。

伸縮性に優れているところが”グーン”の魅力です。
お腹周りや太ももへの圧迫感を与えず、のびのびと動くことが出来ちゃうんです。
オムツ自体がよく伸びるので、活発なお子様のオムツ替えも簡単。
子どもが自分でオムツの着脱をする際も、履きやすくスムーズに出来ます。
オムツにはディズニーが描かれていて、とってもかわいい!

伸縮性に特化している分、”漏れ”が気になります。
基本的には問題ありませんが、オムツがパンパンの状態で動いたり下痢の時には、お腹周りや太もも部分から漏れてしまう可能性があります。

・活発なお子様
・お腹周りや太ももがぽっちゃりしている
・自分でオムツの着脱をするお子様

まとめ

オムツの選び方、いかがでしたか?

上記でもお話しましたが、オムツ選びで重視することは”家庭それぞれ”です。
「周りが高級なオムツを使用しているから」と気にする必要はありません。
しっかりお子様に合っているオムツを選ぶことが何よりも大切になってきます。

オムツ選びで迷っているお父さん・お母さんがいればぜひ参考にしてみて下さいね♪

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